千と千尋の神隠しの制作秘話
言わずと知れた大ヒット映画
スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」
制作秘話がとても面白かったのでここで紹介しておきます。
宮崎駿さんが日本テレビに勤めている、奥田さん一家と夏休みに別荘に行った時の話です。
奥田さんにはちあきちゃんという娘さんがいるのですが、宮崎さんは、とてもそのちあきちゃんを可愛がっていました。
宮崎さんは奥田さんの子育てを見ていて
「こんな両親に育てられてはちあきがかわいそうだ、僕がちあきの教育のために映画を作る」
というお節介な気持ちから制作がスタートしました。
千尋と両親のモデルは奥田家で
最初はタイトルが「千とちあきの神隠し」だったそうですが、それではちあきがかわいそうなので
千尋になったそうです(笑)
やがて映画が完成し
宮崎さんは映画の試写会にちあきちゃんを招待しました。
映画が終わった後に宮崎さんそわそわし始めちあきちゃんを待ちます。
出てきたちあきちゃんに「どうだった?」」と尋ねると
ちあきちゃんは「よかった、面白かった!」
そのあとに宮崎さんは飛ぶように喜んだそうです。
映画の中の町並みは台湾の九份がモデルで日本人が観て懐かしいと思える景色が多く
映画を見ているとノスタルジックな気分にさせてくれる映画です。
誰にでもある過去と現在のつながり、
それが大ヒットにつながったのかもしれません。
物を作る時に人は誰かを喜ばせたいと思う気持ちから始まるのかもしれません。
それが「物作りの原点」だと思います。
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http://enhairsalon.jp/